おそらくこの記事を見る方は今人生が辛くてたまらない方なのだろうと思います。
息をするのも辛くて申し訳なくて、生きるために食事をするのも辛くて、人の顔色を窺うのも嫌で、何よりそんなことをしている自分が情けなくて生きづらくてしょうがないという方もいると思います。
私も以前はそうでした。
私は何十年もそうやって生きづらさを抱えて生きていましたが、今では人の顔色を窺わずに自分の意見を言えるし、自分を大切にして自分のやりたいことを罪悪感なくやることができています。
十年前の自分と比べたら雲泥の差で、当時の自分にこんな風に人生を生きられることができるんだよ、と伝えてあげたいです。
今苦しんでいる人に何か心の助けになれたらと思って書き記します。もし何か心に留まるところがあれば嬉しいです。
目次
人生に絶望してからやったことの対処法まとめ
- 自愛
- 両親の関係不和の昇華
- 瞑想
- 運動(筋トレ、HIIT、ジョギング、ヨガ)
上記の中でも一番大切だと実感しているのが、「自愛」です。
自分が嫌いで辛いんだよ!の気持ち、よくわかります。
それでも、今までの人生を生きていて一番自分自身を知っているのはあなただけです。
一番知っているからこそ嫌いでたまらないんだっていうこともとてもよくわかります。
それでも、自分を一番理解して寄り添って味方になれるのは自分自身以外にいないです。
自愛の次に大切だなって思うことが、両親との不仲解消です。
実際に仲良くならなくても、親から受けてきた仕打ち(と自分で思っていること)を許すだけで十分です。
後は一般的に人生をよくするために言われている瞑想、運動ですね。
食事も大事だと思いますが、このあたりになってくると一般論なので割愛します。筋肉は裏切らない。
絶望した人生を脱するために読んだ本
- ニューアース(エックハルト・トール )
- ブッダのことば スッタニパータ (岩波文庫, 中村 元)
結論:ブッダの言葉は偉大。何千年も前にこんなことが言われていたなんて驚き以外の何物でもない。
人生観を変えた言葉
- 呼吸することは自己肯定の第一歩
中学生のころによだかの星を読んで肉類が食べなくなったことが脳裏によぎりました(笑)
ただ生きているだけでいいんだって思えるようになった言葉の一つです。
人生観を変えるために要した時間
- だいたい6年
人生観の変遷
前の人生観
- なぜ自分の人生つらいことばかり起きるんだろうか
- 死んで楽になりたい
- 消えてなくなりたい
- 何もしたくない
- 自己嫌悪で自分が死んだらいい
今の人生観
- 一秒後に死んでいなくなっているかもしれないからこそ、今を受け入れて生きる
- ないものねだりをしないで、あるものをありのまま受け入れる
- 仮に悪いことがあったとしても、それはあるべくしておこった
- 毎日穏やかにいきる。でもそれができなくても自分も他人も責めない。仮に責めても自分を許す
振り返り・まとめ
自分で作り出した考えに苦しめられているとわかっていたとしても、それを変えることはよいではないです。
私は自分が自分として存在していても、生きていてもいいんだと日常的に思えるようになるまでに何年もかかりました。
それだけ考え方が染みついていることに嫌になることもありましたが、でもそれは自分自身を守るために自分が考えてくれた自己防衛としてやってくれていた一つのことなんだと今は思えます。
苦しんでいる最中の人に「あなたは生きているだけでいいんですよ」「何もしていなくたって価値があるんですよ」「息をしているだけでもすばらしいことなんですよ」「自分を大切にしてあげて」と言ったって苦しめるだけだと思います。
実際に私がそうでした。
生きているだけでいい、ありのままのあなたでいい、なんて言われても逆に辛くて辛くてたまりませんでした。
それでも、それを人生に絶望した後で自己嫌悪と失望を受け入れてわかったのは、ありのままの自分を受け入れていいんだ、もう痛めつけて苦しめなくてもいいんだ、ということでした。
自分の辛さを正面から受け止めることは簡単ではないです。
辛くて苦しくてたまらないと思います。
でも、あなたの人生を変えられるのはあなたしかいないんです。
親でも先生でも友達でも周りの人ではなく、他の誰でもない自分自身しか。
だから、まずは深呼吸をして自分の腕で自分を抱きしめてみてください。
そして今までずっとずっと辛い思いをしていたのに耐え続けてくれてありがとうと伝えてください。
あの時毎日苦しんでいた自分へ、そして今辛い思いを抱えているあなたへ。
コメント